はじめに
「脱毛はしたいけどお金はかけたくないし、時間もかけたくない…」という人はいませんか?
そんな中で効率よく脱毛を行いたい人のための家庭用脱毛器というのが近年では増えてきています。
出力を調整する機器や、痛みを抑えて脱毛を行えるものまで開発されてきています。
この記事では家庭用脱毛器を使用した、脱毛方法と脱毛をする際の注意点などを紹介していきます。
脱毛の方法
①ムダ毛の処理
脱毛効果を高めるためには、ムダ毛をきれいにシェービングしておきましょう!
またお肌が過敏なままの状態で施術を行う事は避けたいです。そのためにも、シェービングは前日に行い、お肌を落ち着かせておくようにしましょう。
剃る時の注意点としては、何度も同じ箇所を往復することがないよう、やさしくシェービングを行ってください。
脱毛器の当て方
前日にきれいにシェービングを行ったお肌に、脱毛器の照射面を当てていきます。
当てる際は、照射面がお肌に密着した状態でショットボタンを押すようにしましょう。
しかし、照射の際にしっかりとお肌に密着していない場合、ショットボタンを押しても作動しないよう安全設計の製品も多いため、安心して使用することができます!
光脱毛とレーザー脱毛の違い
家庭用脱毛器の中で使用されている光脱毛(フラッシュ式)とレーザー脱毛(レーザー式)の違いと特徴を説明していきます。
まずそれぞれの方式の説明と脱毛の効果については下記の表になります。
フラッシュ式 | レーザー式 | |
方法 | 光で毛根を弱らせる | 毛量を減らし発毛スピードを抑える |
効果 | 毛量を減らし発毛スピードを抑える | 毛が生えない永久脱毛ができる |
光脱毛(フラッシュ式)の特徴
・主にエステサロンで行われる
・レーザー脱毛に比べて施術料金がリーズナブルなことが多い
・複数の波長を含んだ光を使用
・レーザーに比べて効果を感じるまでに時間がかかる
・レーザー脱毛より出力が弱いため、痛みが少ない
レーザー脱毛(レーザー式)の特徴
・主に美容外科やクリニックなどで行われる
・光脱毛に比べて施術料金が高いことが多い
・脱毛効果が高い単一の波長の光を使用
・照射パワーが強く、確実な効果が期待できる
・光脱毛よりも出力が高いため、痛みを感じやすい
用途に合わせて種類を選ぼう!
まとめると、光脱毛に比べてレーザー脱毛のほうが痛みは強いけれど、早く確実な効果が期待できると言えます。
ですが、どちらの方法でも1回の照射で毛がなくなることはありません。というのも、毛には毛周期があるからです!
「毛周期」は、毛が伸びる「成長期」、毛の成長が止まり抜け落ちる「退行期」、発毛が停止する「休止期」の3つからなり、毛の1本ごとに異なります。
脱毛用の光やレーザーは「成長期」に合わせて照射する必要があるため、多くの毛の「成長期」に合うように間隔を空けてケアを重ねる必要があります。
この間隔は、部位差や個人差がありますが、4~8週間程度。ただ太く濃い毛は、10回以上のケアが必要な場合もあります。
使用頻度
家庭用脱毛器を使用する上で少し迷うのが使用する頻度です。
これも個体差や、用途によって違うためそれぞれのメリットデメリットを紹介します。
家庭用脱毛器を毎日使って良い場合
- 違う部位を照射する場合
- 照射し忘れた箇所があった場合
日にちを空けた方が良い場合
- 同一部位に照射する場合
- 日焼けをしている場合
- 自ら毛抜きをおこなってしまった場合
これらの理由としてはまず、毎日毛亭用脱毛器を使っても早く効果が出るわけではないことが挙げられます。それどころか、肌に負担がかかることで照射できる回数が減り、それまで行ってきた脱毛効果が弱まり、時間が無駄になってしまいます。
脱毛器を毎日使っても効果がアップしないのは、ムダ毛が毛周期に沿って生え変わることが要因です。毛周期のうち脱毛効果があるのは「成長期」だけになります。
家庭用脱毛器 種類別の特徴
家庭用脱毛器の種類によっては効果や痛み、肌トラブルの有無に以下のような違いがあります。
フラッシュ式 | レーザー式 | |
脱毛効果 | あり | あり |
痛み | ほとんどなし | ゴムで弾かれるような痛み |
肌トラブルの有無 | なし | やけどリスクあり |
表から分かる通りレーザータイプは、痛みや肌トラブルのリスクがゼロではありません。家庭用脱毛器を初めて使うという人は、光美容器タイプの脱毛器を選ぶのがおすすめです。
家庭用脱毛器で痛くない脱毛をするポイント
光美容器(フラッシュ式)タイプの脱毛器を選ぶ
脱毛器の種類によっては、前述で記載した通り痛みの強さが以下のように異なります。
痛みの強さ | |
フラッシュ式 | ほとんどなし |
レーザー式 | ゴムで弾かれるような痛み |
上記表から分かるように、最も痛みが少ないのは、光美容器タイプの脱毛器です。それは次のような違いがあるためです。
- 光美容器タイプ:複数の波長の光を広範囲に照射する→熱が分散され痛みを感じにくい
- レーザー式:単一波長の光をピンポイントに照射する→1箇所に熱が集中し強い痛みが生じる
出力は徐々にあげるようにしよう
初めて脱毛する際は、下記のような理由で肌内部に吸収される熱量が多くなります。
- 脱毛の光が反応する毛根の数が多い
- 毛根がしっかりしている
肌内部の熱量が多いということは、「熱い=痛い」と感じるリスクが高くなります。
ですが、繰り返し照射を行うことで、毛根が弱くなり、反応する毛根の数も減少するため、痛みを感じにくくなっていきます。
痛みを感じずしっかり効果を実感するためには、1回目は出力を最小にして、2回目以降に徐々に出力を上げていくようにしましょう!
冷却を忘れない
脱毛の痛みは熱によるものです。しっかり冷やしてから照射すれことで、痛みを最小限に抑えることができます!
冷却のポイントは次の2つです。
- 脱毛する直前に冷やす
- 1箇所につき10秒ほど冷却する
ただ、脱毛する部位全体を冷やしてから脱毛することで、途中で冷却効果が落ちてしまうこともあります。その際は「冷却→照射→冷却→照射」と細かく繰り返して、お手入れを行いましょう。
保湿の徹底
たっぷり保湿をしておくことで、肌内部の水分が熱を吸収してくれるため、痛みを感じにくくなります。
照射の前日には、脱毛する箇所の保湿を忘れずに行いましょう!
脱毛期間中は日焼けをしない
日焼けした肌に脱毛すると痛みを感じやすくなり、次のような理由が挙げられます。
- 肌表面のメラニン色素に光が集中する
- 日焼けによって肌が乾燥し熱が吸収されない
日焼けのレベルによりますが、痛みだけでなく肌トラブルの原因になることもあります。
脱毛期間中は日焼け止めなどを活用して、紫外線対策を徹底して行いましょう!
ほくろがある部分の対処
ほくろやニキビがある箇所に脱毛の光を照射すると、次のような肌トラブルの原因になる可能性があります。
- ほくろ:やけど、強み痛み
- ニキビ:ニキビの炎症が悪化する
肌トラブルを防ぐためには、ほくろやニキビがある箇所は避けて照射する必要があります。
間違って照射をしてしまうことがないように、白色・肌色の絆創膏を貼りましょう。
脱毛は体調が良い日にしよう!
次のような体調が悪い時に脱毛すると、強い痛みを感じる可能性があります。
- 風邪気味
- 寝不足
- 二日酔い
逆に言うと体調が良い日を狙って照射することで、痛みを最小限に抑えられます!
早めの就寝を心掛け、脱毛の前日は体調を整えましょう!
脱毛後のアフターケア
湯船ではなくシャワーで済ませる
脱毛を行った後のお肌は、乾燥しやすい状態で、湯船につかることで乾燥が悪化することがあります。
また毛穴が開き、雑菌が侵入するなど肌トラブルにつながる恐れがありためシャワーで入浴を済ませるようにしましょう。
保湿のやり方
家庭用脱毛器を使用した後は、お肌がとても過敏な状態となっています。
さらには乾燥しやすい状態で、そのまま何もしない状態だと肌にダメージを与えてしまうことになります。
そのため、施術後は乳液や保湿クリームなどを活用し、しっかりとお肌を保湿しましょう!
脱毛についてよくある質問
Q1:何回ほどで脱毛の効果を感じられますか
A:3回目に脱毛効果を感じる人が多いようです。
家庭用脱毛器でヒゲを脱毛している男性の変化と口コミを参考にしてみてください。
脱毛回数 | 髭の変化 |
1回 | ・目に見える変化なし ・効果の実感はなし |
3回 | ・少し髭がまばらになってきた感じがする ・そこまで変化なし |
5回 | ・最初は硬かった髭がだんだん柔らかくなってきたかも? ・髭の生える速度が少し落ちてきた |
8回 | ・明らかに毛の生えるスピードが落ちてきた。 ・鼻下や顎の髭が薄くなってきた気がする |
10回 | ・髭剃りが2日に1回ですむようになってきた ・口元の髭が生えるスピードが落ちてきた |
12回 | ・ツルツルには程遠いがはえる生えるまでの間隔は伸びていて毛が細くなった ・電気シェーバーで髭剃りしても青髭が目立たない |
Q2:自宅でのヒゲ脱毛はどのくらい痛いですか?
A:個人差はありますが、パチッとした熱さのような痛みをを感じます。
痛みよりも熱さを感じ、どの出力レベルまで我慢できるかは個人差がありました。
ヒゲが濃く密集している人ほど熱く感じる傾向があるため、はじめは低い出力レベルから使用しましょう!
Q3:自宅で脱毛する際の注意点は?
A:約1カ月前からヒゲを抜かないよう注意です!
これはヒゲの毛根がしっかり育っていないとうまく脱毛効果が発揮されないからです。
脱毛中はブラジリアンワックスや毛抜きは我慢して、シェーバーで剃るだけにしておきましょう。
おすすめ家庭用脱毛器3選
光脱毛器エピレタ【アイリスオーヤマ公式】
光脱毛器であるエピレタは簡単で手軽にホームエステができる、15万発の照射が可能だからカートリッジの交換、ジェルやクリームも不要の商品です。
また特許技術HPL搭載を所持しており、特許を取得している光技術HPLが搭載されていて、光と超音波のW作用で肌に優しく脱毛できます。
顔パーツで可能な部位は鼻下と顎、vioではvラインの使用が可能です。
5段階のレベル調整もあり、自分の肌の状態や痛みの感じ方に合わせて、5段階の照射レベルから細かく調整することが可能です。
トリアビューティー
この商品のポイントはコンパクトで簡単操作だから気軽に使える点です。
操作方法が簡単なので初心者でも簡単に、ハンディサイズで軽量なため、気軽に持ち運べて好きな場所で脱毛できます。しかもコードレス。
ケノン
美顔器としても使用可能なこの商品です。ケノンは別売のスキンケアカートリッジを買うことで、美顔器として使用することも可能です。
ケノンが脱毛に使用しているのはIPLという光ですが、この光はエステサロンでも「光エステ」や「フォト美顔」等で使用されています。
IPLの光には、メラニン色素に働きかけシミやそばかすを薄くするのを助けたり、コラーゲンを生成する細胞の活性を助ける働きがあります。
美容皮膚科や医療におけるフォトフェイシャルに比べると効果は劣るものの、カートリッジを変えるだけで脱毛器と美顔器の役目を果たしてくれるため、サロンに行くのが面倒だと感じる人におすすめです。
まとめ
家庭用脱毛器は手軽に使用することができる上に、コスパが優れているため、利用する人は増えています。
その分、正しい使い方をマスターし、初めて家庭用脱毛器を使う人は、使い方が簡単であることや、痛みや肌トラブルの心配が少ない光美容器タイプの脱毛器を選びましょう。